『おばけばかり』で「劇評の文通」をやります

10/20をもちまして、お申し込みは終了しました。

たくさんの方にご応募いただきました。みなさま、ありがとうございました。


観客という立場から、『おばけばかり』に参加してみませんか?


これまでぺぺぺの会では、演劇を通してさまざまな価値観を持つ人たちと出会い、対話することを目指してきました。たとえば、上演終了後にはアフターコミュニケーションを実施するなど、作り手と観客とのインタラクティブな関係性を構築することを試みてきました。

しかし、現在のコロナ禍のなかでは、これまでのように終演後にアフターコミュニケーションを開いたり、ご感想やご批評を仰いだりすることは困難です。コロナ以後、作り手と観客、そして観客と観客の距離は、物理的にも精神的にも、ぐっと広がってしまったように思います。


そこで、わたしたちは『おばけばかり』で「劇評の文通」を行なうことにしました。


これまでのような終演後のコミュニケーションを行なうことはできずとも、「劇評の文通」によって、お客様と対話できるような場を作ります。また、いただいた劇評を公開することによって、上演終了後も、他のお客様のご批評を読むという形で、観客同士のつながりを作り出すことを試みます。

今回、「劇評の文通」をしていただく方には、劇評を書いていただくことを条件に、『おばけばかり』のお好きな回を一回のみ、無料でご観劇いただけます。また、文通していただける方には、(ご希望の場合は)公演の記録映像を後日共有いたします。
そして、今回は文通ですので、頂いた劇評には、いずれかの参加団体のメンバーが丁寧にお返事します。もし、シーンの意図などがわからなかった場合や、題材やモチーフについて知りたい時には、「劇評の文通」で、直接作り手に尋ねることが可能です。


文通にあたってのお願いとして、

① 観劇後、1ヶ月以内に2000字以上で、作品や演劇展について考えたことや聞いてみたいこと、あるいは作品から着想して考えたことを送っていただくこと。(日本語でなくても結構です。頑張って読みます。他の言語の字数については、応募時にご相談させてください)
② 送っていただいた劇評とメンバーからの回答をWEB上に公開することに同意していだけること。(劇評の著作権は全て、書いていただいたお客様に帰属します。)
③ 『おばけばかり』を少なくとも一回以上ご観劇いただくこと。文通相手に選ばれた方は、一回まで無料でご観劇いただけます。

以上3点をお願いいたします。


文章の巧さや、これまでの演劇経験などは一切問いません。
①〜③の条件を満たせば、どなたでもご応募いただけます。
また、本名でなくても、ニックネームなどを使って匿名で応募できます。
(その場合は、誰か書いたのかぺぺぺの会が口外することは一切ありません)


ご興味持っていただける方は、

https://forms.gle/GTFQPJ7JhVGdeaqZ6

こちらの申し込みフォームから、お申し込みいただけましたら嬉しいです。

お申し込みの締め切りは、10/20までです。

文通相手をやっていただくかどうかにかかわらず、10月中にこちらからご連絡いたします。


この文通を通して、私たちは、コロナによって失われてしまった、演劇を通した対話の場を取り戻したいと思っています。そして、この文通が、演劇と社会について、作り手と観客が一緒になって考えていく端緒となることを願っています。


ぺぺぺの会は、演劇を通した対話の場を、今後もさまざまな形で作っていきたいと考えています。

どうか、暖かく応援していただけたら幸いです。


何卒、宜しくお願い致します。