上野公園公演「ほゑあ・ゐず・つん？ (Saigo’s DOG)」

「ほゑあ・ゐず・つん？ (Saigo’s DOG)」（うえの夏まつり復活プロジェクト参加作品）


西郷どんが後生大事にしていた犬・ツン。

 上野公園を散歩する犬がうそぶいた。 

――西郷銅像が連れている犬はツンじゃない 「「「ツンはどこへ行ったんだ！」」」 

犬たちによる犬たちのための捜索劇。 

人間に気づかれぬように、 犬だけに通じることばでエンゲキしよう。

（日・英 同時字幕付き）




構成・演出

宮澤大和


出演

石塚晴日

熊野美幸

佐藤鈴奈（以上、ぺぺぺの会）

新堀隼弥


場所

上野恩賜公園


言語

犬

（日本語・英語による字幕）


日程

2019/8/11





作品について

「うえの夏まつり復活プロジェクト」の参加作品です。

博物館・公園・大学がある「山」文化圏と、アメ横などがある「街」文化圏の結節点に位置する不忍池のほとりに様々なアーティストが集まり、文化圏の同士の交流を図りました。

外国人観光客が多く、また野外演劇であることを考慮して、本作品では日本語は使わず、犬語で上演しました。

シェイクスピアのいくつかの台詞が、作品のモチーフになっています。




演出ノート


奇跡のような演劇｜宮澤 大和｜note

私たち、ぺぺぺの会は上野恩賜公園での野外演劇に挑戦しました。私自身、野外演劇に俳優として参加したことはあるのですが、演出をするのは初めてだったのでとことん苦しめられました…。 それから、前作『夢の旧作』が終わってから、ほぼ休みなく野外演劇『ほえあ・ゐず・つん？ ( Saigo's DOG )』の稽古をしたのもいけなかった。自分が想定する以上に脳みそは疲労困憊。なんのアイデアも出てこない自分自身に驚きを隠せなかった。 どうにかして驚きをひらめきに変えようとしたけれどうまくいかず、作品をより良くしていくための言葉は、断水された水道ように蛇口をいくらまわした

note（ノート）


いただいたご感想など


犬とエゴ｜たかとし⊿｜note

ぺぺぺの会の上野恩賜公園での公演 『ほえあ・ゐず・つん？ (Saigo’s DOG)』を観た｡ https://twitter.com/pepepe_no_kai/status/1156897334749323264?s=19 ｢学生団体おりがみ｣さんとの企画だそう｡所属している友人から去年､千葉大学でのイベント(その時は東京オリンピックについて福祉や環境など､様々な分野に分かれてアイデアを出し合ったり､ゲストの方の講演を聴くものだった)に誘われて参加したことがあったので､こんな所でも接点があるのだなと驚いた｡ 先日まで『夢の旧作』に出演させていただいていたが､実はぺぺぺの公演

note（ノート）