(延期)2020年5月 ぶいの「ぺ」公演『No.1 Pure Pedigree』
フクロウが鳴いている,
きみには聞こえるか,
「まえ」と「うしろ」の見分けもつかない暗夜に
射しこむ一筋の光線 No. 1 Pure Pedigree
展示される演劇;
きみは見られることを知って,
見ることを知るのだから,
※本演目は、新型コロナウイルスの影響により、2021年5月に上演を延期しました。
本ページに記載されている情報は、昨年度の(延期前の)公演情報です。
アーカイブとして保存することで、本来あるべきだったはずの公演をなかったものにしないために、延期前の公演情報をこのページに掲載し続けています。
2021年の延期先の公演情報は、こちらからご覧いただけます。
【場所】
北千住BUoY
(画像タップで拡大)
Googleマップ: https://goo.gl/maps/3qZmb6BYVdVauWkg6
○駅からの行き方ガイド
[JR・東武・つくばエクスプレス「北千住」駅から(約 10 分)]
①北改札⼝を出て左⼿のエスカレーターを下り、⻄⼝に出ます。 ペデストリアンデッキをマルイと反対⽅向(左)に進み、エスカレーターを下ります。 マクドナルドと三菱 UFJ 銀⾏の間の路地に⼊り、飲み屋街をしばらく直進します→②へ
[東京メトロ千代⽥線・⽇⽐⾕線「北千住」駅から(約8分)]
①「1番出⼝」を出て、右⼿に進みます→②へ ※ホームから1番出⼝まで 4〜5 分程かかりますのでご注意ください。
②向かい側にファミリーマートのある⼤通り(⼤踏切通り)に突き当たったら右に曲がります。
③東京藝術⼤学前の横断歩道を渡り、雑貨店ラフィユ脇からミリオン通り商店街に⼊り、しばらく 直進します。
④左⼿に氷川神社を通過し、⼤通り(墨堤通り)に突き当たったら左折します。 美容室の⼆軒隣にある 10 階建ての建物が BUoY です。
○住所
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11 (墨堤通り側入り口)
東京メトロ千代田線・日比谷線/JR常磐線/東武スカイツリーライン「北千住」駅出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分
【タイムテーブル】(2021年に延期しました。このテーブルは、延期前のものです。)
5月1日(金) 18:00
5月2日(土) 13:00☆/18:00
5月3日(日) 13:00☆/18:00
5月4日(月) 12:00/16:00
☆の回は、終演後に劇場2Fにて、おしゃべり回を実施します。(ワンドリンク制)
【チケット】(この価格表は、2020年度のものです)
・予約券
一般 2800円
大学生・大学院生 2000円
高校生以下 500円
はじっこ席 1500円
※はじっこ席は、見づらいお席へのご案内になります。
・当日券
一般 3000円
学生 2200円
高校生以下 1000円
・おともだち券(要予約)
一般:一人当たり2300円
学生:一人当たり1500円
※おともだち券は、4名様以上の予約でご利用いただけます。
・ぺぺぺの回数券(3枚綴り)
一般:6000円
学生:4500円
ぺぺぺの会の今後4年間の主催公演が3回まで観られるお得な回数券です(購入者様のみ有効・要顔写真付き身分証)。劇場で回数券をお渡しいたします。
ご利用の際は、代金の代わりに回数券でお支払いいただけます。
同じ演目でも、異なる演目でも、ご利用いただけます。また、学生回数券は、購入時に学生であれば卒業後もご利用いただけます。
【ニンゲンの展示をします】
本作品は上演1時間前から、会場にて作品の展示(インスタレーション)を行なっています。お早めのご来場がおすすめです。
【劇評の文通をやります】
ぺぺぺの会では、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら作品を作っています。
そこで、本作品は「劇評の文通」を実施しています。
若手演劇人を応援するため、文通相手に選ばれた方は無料でご観劇いただけます。
詳しくは、こちらをご覧ください。
【感想の文通もやります】
Twitterにて、「#ぺぺぺの会」 をつけてご感想をツイートしていただけたら、
ぺぺぺの会のメンバーが、丁寧に返信いたします。
(非公開アカウントには返信できませんので、ご注意ください)
Twitterで、感想の文通をしましょう。
【おしゃべり会をやります】
5月2日(土) 13:00
5月3日(日) 13:00
以上の回は、終演後に、劇場2Fのカフェスペースで、おしゃべり会を実施します。
(ワンドリンク制)
作品の作り方・方法論について、演出家が直接お話ししたあと、
作品について、演出家・俳優も含めて、お話しし合うことができます。
※新型コロナウイルスの感染防止のため、おしゃべり会に参加される方は、マスクのご着用をお願いいたします。
【ご注意事項など】
・本公演、劇場にエレベーターがなく、階段を登り降りする必要があります。介助等をご希望されるお客様は、予約時にお知らせください。できる限りで、介助の補助等、対応をさせていただきます。(車椅子を下に降ろしたり、車椅子のままご観劇いただけるようにお席の位置を調整したりすることができます。必ずしもご希望に添うことができない可能性がありますが、どうか、お気軽にご相談ください。)
・小さなお子様をお連れのお客様も、お気軽にメール等でご相談ください。劇場2Fにカフェスペースがあります。また、ぺぺぺの会には保育士資格を持つメンバーがおり、できる限りのことをご提案させていただきます。
・客席が密閉されたように見える演出があります。また、スモークを少量ながら炊くことがあります。もし、ご健康上の心配ごとなどありましたら、ご予約時にお気軽にお申し付けください。必ずしもご希望に添えない可能性がありますが、出入り口に近い席を確保したり、スモークマシンから遠い客席をご用意したり、劇団員を近くに配置したりするなど、可能な限り、ご負担がかからずにご観劇いただけるような対応をさせていただきます。
・その他、観劇にあたってのご心配ごとなどありましたら、
pepepeclub@gmail.com まで、どうか、お気軽にお問い合わせください。
ご希望に添えないこともありますが、私たちにできる限りのことをさせていただきます。
ぺぺぺの会は、さまざまな人が観に来られる作品を目指します。
【新型コロナウイルスの対応について】
昨今の新型コロナウイルスの感染予防のため、ぺぺぺの会では稽古場・劇場で最大限の注意を払っております。
しかし、万全の対策を試みたとしても、劇場でのお客様同士の感染の全てを防ぐことはできないという現状があります。
そこで、お客様にお願いがあります。
もし、ご予約日・もしくはその前日に、
①咳が出ている
②37.5度以上の熱がある
③自身と同居している人に、①または②の症状がある人がいる
のいずれか一つにでも当てはまる方は、他のお客様と俳優・スタッフの安全確保のため、ご観劇をご遠慮ください。
その際、キャンセル料はかかりませんが、観たい他のお客様にお席を譲るために、ご一報いただけましたら幸いです。
宜しくお願い致します。
【公演コンセプト】
「展示される演劇——つまり観客は「観る客」であり「観られる客」である」
今日のテレビドラマには(ややもすれば映画にだって)観客の存在意義について想定されていないものが多いように見受けられます。観客は「観る客」なのだから、表現者はただ笑わせたり、泣かせたり、驚かせたりすればいいんだよ——そういうエンターテイメント性に富んだ作品も確かに必要ですが、そういったものが「一般」で、それ以外は奇矯であると仄めかす時代の流れには賛同することができません。
とりわけ演劇は、スクリーン越しではなく、観客の目の前に演者がいて、演者の目の前に観客がいるのですから、観客の存在意義について真剣に考えなければ、演劇はこのまま「遺産としての表現媒体」に成り下がってしまいます。舞台芸術が映像に勝つにはこれを攻略するしかないのです。
私は観客を「観る客」であると同時に「観られる客」であると考えています。過去作『夢の旧作』では、冒頭で演者が観客席にカメラを向けます。
観客は「観る客」として着席したのに、自分たちが「観られる客」になったことに違和感を覚えます。そして撮影された動画は演劇が終わったあとに再生され、観客は「演劇を観る前の自分」の姿を目にしながら帰ります。たったこれだけの演出ですが、座席からはざわざわとした声があがりました。
今作『No. 1 Pure Pedigree』の惹句でも「見る」「見られる」という言葉選びをさせていただきました。
フクロウが鳴いている,
きみには聞こえるか,
「まえ」と「うしろ」の見分けもつかない暗夜に
射しこむ一筋の光線 No. 1 Pure Pedigree
展示される演劇;
きみは見られることを知って,
見ることを知るのだから,
いつだって目指すのは「演劇が演劇である意味を頑迷なまでに追究する舞台芸術」です。
私たちは演劇を展示するのではありません。演劇は展示されているのです。これは単なる言葉遊びではない——おそらく劇場に足を踏み入れた瞬間に感じられるはずです。
作・演出 宮澤大和
【演出ノート(随時更新)】
「No.1 Pure Pedigree」の創作ノートです。
創作過程や、着想、作品のモチーフなどが、こちらから読めます。
【ワークインプログレス】
「No.1 Pure Pedigree」の、ワークインプログレスを実施します。
「No.1 Pure Pedigree」をご予約されている方は、無料で参加できます。
【CoRich舞台芸術まつり! 2020年春 最終選考作品に選ばれました】
「No.1 Pure Pedigree」は、こりっち舞台芸術まつり!2020年春の最終選考作品に選んでいただきました。
半澤裕彦さまより、コメントをいただきました。ありがとうございます。
グランプリに向けての審査は続きますので、ぜひ「観てきた!」などの口コミで応援していただけたら嬉しいです。
ほかの劇団さんも、2020年春に上演される面白い劇団ばかりなので、是非ご観劇ご検討ください。
みんなで、お祭りをもりあげましょう。
【「演劇をやってみようバー」に戯曲を提供しました】
「演劇やってみようバー」
— 谷川清夏 (@kiyonatsu830) February 11, 2020
イベントに戯曲を提供してくれる劇団さんをご紹介!
📘ぺぺぺの会
📗演劇ユニット もちもち
📙劇団スポーツ
ぺぺぺの会さんはなんと次回公演の台本も提供してくれます!
2/20 19:00~23:00
イベントバー 境界線(@boundaryevent )にて。
開催まであと少し!予定空けててね! pic.twitter.com/epw6pxzN2D
「No.1 Pure Pedigree」の戯曲を、谷川清夏さんの「演劇をやってみようバー」に置かせてもらいました。戯曲を置いていただき、ありがとうございました。
【ステージナタリー様にご掲載いただきました!】
ステージナタリー様、ありがとうございます。
【作・演出】
宮澤大和
【出演】
石塚晴日
佐藤鈴奈
熊野美幸
(以上、ぺぺぺの会)
大木菜摘
大矢紗瑛(perrot)
小澤南穂子
加納彩衣(劇団くるめるシアター)
岸香保里(劇団木霊)
栗本朝香
近藤まこと(あおいろ屋)
はぎわら水雨子
原田かづね(劇団木霊)
日々野本谷
雅哉(劇団畝傍座)
松浦みる(いいへんじ)
【スタッフ】
作・演出:宮澤大和
演出助手:百瀬啓
舞台美術:コトデラシオン(十六夜基地)
照明:松倉瑞生(創造ユニットーオスノオ)
音響・映像:杉浦未来/れとろみらい
舞台監督:コトデラシオン(十六夜基地)
制作:鈴木南音 / 百瀬啓
運営:鈴木南音 / 谷川清夏
ドラマトゥルク:鈴木南音
宣伝美術:羽田朱音
【創作において特に参考にした文献】
『ブラック ―様式と独創―』(ジャン・ポーラン 美術公論社)
『デーミアン』(ヘルマン=ヘッセ 光文社古典新訳文庫)
『戦争があと二年続いたら』(ヘルマン=ヘッセ 臨川書店)
『平和を願って』(ヘルマン=ヘッセ 毎日新聞社)
『ヘルマン・ヘッセと第一次世界大戦』(青山豊 独語独文学科研究年報)
『ブラック』(日本アート・センター編 新潮美術文庫)
『デーミアン』(ヘルマン=ヘッセ 光文社古典新訳文庫)
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